これは潤さんがマウナケアから撮られた写真です。
 
                                     出会い

人との出会いはとっても不思議です。私たちはアメリカ最南端の小さな町
に住んでいます。日が暮れると街灯もなく、真っ暗になってしまいます。

2010年の8月、その真っ暗な中に,我が家のドアをノックする人がいたのです。
真っ黒に日焼けした東洋人の男性でした。彼は自転車でハワイ島を一周して
いて、近所のベットアンドブレックファーストに泊まろうと声をかけたが誰も
出てきてくれない。  この近くに泊まるところはないかと聞かれました。
       真っ暗な田舎道を自転車で走るのは自殺行為だから、
我が家に泊まって頂くことにしました。
彼は吉田潤さん、福岡市南区にお住まいで、福岡聾啞学校の先生を
されていると言われました。

実は、私の実家も福岡市です。  このハワイの田舎中の田舎の我が家に、
夜自転車で来る人は、まずいません.
またその人が日本人で同郷の人だという、"出会いの確率"は、
天文学的な数字になるのではないでしょうか。

潤さんが帰国されてから、旅行記と旅の写真の入ったCDを
送ってくださいました.

潤さんの許可を得て、潤さんが撮れれたハワイ島の写真と、
潤さんが経験された暖かい人との交流の一端を旅行記から抜粋させて
いただきます。潤さんは、今まで人のやったことのない事をしたいと、
マウナケアに自転車で登られました。
   
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“8月7日土曜日。今日は1km行った所で空気が抜けてしまった。
修理したチューブを二度かえるが駄目だった。途方に暮れていらワイメア方面
に行くピックアップに乗ったご夫婦に声をかけてもらい、自転車ごと運んでも
らった。ピックアップの荷台に乗るのは気持ちが良かった。”

“8月9日月曜日。10時出発、11時にサドルロードを左折してマウナケ
アアクセスロードに入る。また、急な登りが続き、ペースが時速2~3kmになる。
風はあるが暑かった。観光客が、“アーユOK?”と声をかけてくれる。レンジャー、
兵隊、天文台の職員までも手を振って応援してくれる。私の写真を撮って
いく人までいた。みんな優しかった。”


“8月10日火曜日。…さあ!今日が終わればミッションから開放される。
……登りが急で空気が薄くなってきているので、自転車を押すだけでもきつい、心臓がオーバーヒートしそうだ。
……旅行者は心配して声をかけてくれる。苦しいが  "アイムOK!  サンキュー!" と返事する。
……軍やレンジャーの車も挨拶していく。日本の旅行者も車を止めて写真を撮ってくれた。
“あと2マイルですから絶対成功させてください”と言われた.“任せてください”と自信が沸いてきた。“

“8月13日金曜日。……シラカワモーテルがクローズだったのでマカデデミアンナッツBBへ行ったが留守だった。
アコモデーション2マイルと書いてあったので、その場所を聞きに明かりがついている近くの民家に行く。
玄関のベルを押すと日本人の奥さんが出てこられた。アコモデーションの場所を尋ねたら  “それっだたら、
家へどうぞ”  と言われた。何かとてもずうずうしくて申し訳ない気でいっぱいだったが、外は真っ暗で、
すこし雨がふっていたので、泊めてもらうことにした。“

“8月15日日曜日。……夕方空港へ無事到着。ゲートの外にはレストランはない、私の代わりに空港の職員が
ゲート内のレストランからバーガーとチップスとコーラを買ってきてくれた。ハワイの人はみんな優しかった。…”


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いい出会いをするには、勇気がいると思います。
潤さんの経験が皆さんの背中を押してくれたらな、と願います。

忙しい日本の生活から離れてハワイ島に来ませんか?
いい出会いをしてみませんか?

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